プラセンタとは?

プラセンタは母親の胎内で、赤ちゃんへ大切な栄養素を運ぶ胎盤から採られています。生命の源として、そのパワーは驚異的なものがあり、登場と同時にあっという間に脚光を浴びました。今では広く一般的に定着し、ドリンクやサプリメントをはじめスキンケアやヘアケアグッズにまで応用され、高い需要があります。豊富な栄養価を持ち、女性のみならず男性にも愛用者が増加中です。最も新しい形の摂取法にはプラセンタ注射があり、知名度も上がってきました。
もともと胎盤にはおよそ5000種類ともいわれる栄養素のほか、酵素やミネラル類がたっぷり含まれています。しかし貴重な成分のため、注射になるとさらに高額になります。しかも専門のクリニックへ足を運ぶ必要もあり、日常的には難しいかもしれません。そんななか気軽に栄養と効果を得られるサプリメントやスキンケアに、どうしても人気が集中するようです。細胞分裂を促進し、活性化させる力は最強のアンチエイジングともいえます。
美容業界では新旧の入れ替わりが激しいといわれますが、プラセンタに関しては不動の人気です。活性酸素を除去したり、炎症を抑えて免疫力を高める力さえもあります。優れた保湿力を持ち、コラーゲンを与えることよりも、作り出す働きを高める効果が望めることも、忘れてはいけません。なお美白成分に対しては、厚生労働省により医薬品として認められています。消費者が安心して使用できるよう、トレーサビリティーに力を入れる業者も出てきています。

プラセンタの効果と副作用

プラセンタの効果と言って真っ先に思い浮かぶのが、やはり「美肌効果」をはじめとする美容効果でしょう。実際、近年妙齢の女性がプラセンタ注射を希望するケースは非常に増えてきています。そして確かに、プラセンタ注射を実施した多くの女性がそれによって何らかのメリットを得ているという話はよく耳にするようになってきています。ただし、プラセンタ注射をすれば必ずそういった何らかのメリットを得られるというものではない、ということについても、ある程度しっかりと認識しておく必要があるといえます。考えられるデメリットのうちでも、もっとも怖いのが、「副作用」です。では、プラセンタ注射にはいったいどんな副作用があるのでしょうか。
やはりどうしても「皮膚のトラブル」が最も多いといえます。たとえば、「発赤」や「発疹」といった例はかなり多く報告されています。また、皮膚とは直接関係ないアレルギー的な発作が、ごく軽度のものを含めると報告されています。たとえば、「悪寒」、「悪心」、「発熱」などという症状はその代表的な症状となります。
ただ、これらの副作用を回避するためにできることがいくつかありますので、これについて簡単に触れておくことにしましょう。
たとえば、「静脈注射」や「カクテル注射」は、アレルギー的な発作の原因になるとされています。特に静脈注射の場合、かなり重度の症例も報告されていますので、注意が必要になります。
あとは、その日の体調なども含め、とにかくお医者さんとよく相談してから実施するということが、何よりも大切です。

動物性プラセンタと植物性プラセンタ

同じ「プラセンタ」と言っても、「動物性」と「植物性」とがありますので、同じ物質とは言え、実際には成分、効果、効能などが微妙に異なることが多いという認識が必要になります。他にも、主に魚の卵巣膜から生成されることが多い「海洋性プラセンタ」なる物質もあるのですが、ここでは「動物性」と「植物性」についてお話していきたいと思います。
まずは「動物性プラセンタ」についでですが、一般的にプラセンタは「胎盤」から生成される物質ですから、ふつうはこのタイプが多いことになります。アミノ酸やミネラルといったおなじみの栄養素が豊富に含まれているというのが大きな特徴になります。しかしそれ以外にもいろいろと特徴があるのです。その最大の特徴が、「成長因子」です。プラセンタに含まれる成長因子が細胞内に取り込まれて、細胞の働きを活性化させるなどの効果が期待できます。
これに対して、主に植物の「胎座」と呼ばれる部分から生成されることが多い「植物性プラセンタ」はどうかというと、確かにアミノ酸やミネラルといった栄養素についてはこちらも豊富に含まれているのですが、残念ながら「成長因子」は含まれていないのです。ですから、細胞の活性化などのメリットは小さくなってしまいます。ただ、その分というわけではないですが、こちらのほうが身体にかかってくる負荷がはるかに小さいということで、「身体に優しい成分」と解釈することができるのです。
このように、メリット、デメリットはそれぞれにあるということが言えるのです。